形成外科の「再建」技術について
怪我をした時、運び込まれるのは「外科」です。内科で内臓疾患が見つかり手術をお願いするのも「外科」です。でも、腱鞘炎や肩こりなど所謂怪我ではない場合は「整形外科」に行きます。シミやあざをどうにかしたい場合にお願いするのは「形成外科」です。また、脳を起因とする疾患には「脳神経外科」、血管を専門とする「血管外科」などがあります。このように一口に「外科」と言ってもさまざまです。どの分野も非常に重要ではありますが、「形成外科」に関しては近年素晴らしい技術があるようです。単に美しくなりたいという願望から美容整形手術を受けることには賛否両論ありますが、「形成外科」が持つ「再建」という分野は非常に魅力的で期待が高まる分野です。「再建」とは文字通り失った物を再び作ることです。「再建」の技術で最も有名なのは乳がんなどで失った乳房の再建ではないでしょうか。病気になっただけでも精神的に追い込まれるのに、乳房を失うというのは耐えられない苦しみ、苦しみの上塗りです。でも、この「再建」の技術で失った乳房を再び手に入れ、数多くの女性が救われています。美しくなりたいという欲を満たす美容整形ではなく、普通の生活がしたいという切なる願いを叶えてくれる「再建」の技術、この技術の発展は病気で苦しむ人たちに希望の光を与えます。